骨董暮らし

骨董品への理解とものへのこだわり

骨董品については最初はだれでもわからないことだらけで、生まれながらの骨董品通などはいるはずもなく、日本の学校教育では何一つ教えてくれません。骨董品はそのものを見ながら、物のルーツや用途、どうしてそのような価値なのか、店主や骨董品通にどんどん聞いてみることが大切です。もちろん、自分での勉強も必要で、本や資料だけでなく美術館を巡ったり、江戸や明治の歴史をたどる旅をしたりしながら知識を深めるごとに楽しみが増え、好きなものも増えてきます。 また、骨董品がわかっていくということは、こだわりが生まれることでもあって、いつの間にかもっといいものが欲しいと思うようになるのです。そうなると贋物をつかむこともでてきますが、その時に感じた悔しさや情けなさもまた、こだわりに磨きをかける肥やしになります。そして、その時に本物をじっくりとみることも大切です。骨董品選びにはその人の人生が映し出されますので、自分がまだ未熟だなと感じてるうちは謙虚に見る目を養うことが賢明になります。